植物班のこぼれ話

道中
風邪薬のせいか本当に気だるい感じになる・・・

だ～るい だ～～～るい♪
いろ～んなところが悲鳴をあげて～いる～♪
そのどれもがめんど～くさくて♪
思いだして苦しくなるんだ～♪

音楽聴く気力は無いが、脳内で歌でも歌わないと寝てしまう・・・
そして
何とか乗り過ごさずに
広島のとある駅に到着!!

駅には既にN先生の姿が・・・
お迎えありがとうです。

このまま車で
H大学を少し案内してくださり、その広さに驚愕・・・


そのあと、研究室まで案内され、
目的である論文を・・・

論文を・・・

N先生「ここにあるやつから必要と思うもの選んで。」

でてきたのは何かドデカイファイルが３冊分

う～ん・・・多いとは思っていたが

いや、想定範囲内ではあるけど・・・



とりあえず、眼を通すだけでも


・・・
力が入らない・・・
ファイルが持ち上がらない・・・
ん？こんなに重症やったっけ？



しかたなしに、
ファイルを机の上でスライドさせ
自分のところ引き寄せる (←だらしない!!失礼!!)

ファイルを開ける・・・



・・・

わからない・・・

日本語じゃないってだけで・・・
いったいナニがどうなっている論文かさっぱりわからない!!

いや、
どれも私が研究しようと思う分野では
有名どころが揃っている素敵なラインナップ・・・(のはずである)

なんていうか
もう言語の問題ではないんである。

私自身が
論文の引用文献やらを事前にチェックして
どの人のどういう論文が必要なのか予習をしてきていないせいだと思う!!

ザ☆準備不足!!

ヤバイヤバイヤバイ!!

似ている・・・
この感覚は前にも味わったことがある!!

このあいだ
地元の友人に・・・

「お前の好きなジャンルの音楽CDこれだけあるから、このうち好きなCD5枚までなら貸していいよ。」

・・・と言われたものの。

そこには
まるで知らないアーティストがゴロゴロ。
人気があったり、そのジャンルを築き上げたようなアーティストだが曲を知らないものが10枚程。
アーティストも曲も知っているものが1枚だけ・・・

悩んだ・・・
あのときは残り4枚をどうするかを・・・


今、まさに
あの時の状況に似ている!!
貸し出し数は指定されていないが・・・

N先生の論文ラインナップの中でも
私も何とか知っている
アーティスト・・・じゃなく研究者がおられる。

そのお方は
20世紀初頭に
私が研究しようとしている分野を
何ていうかも～
築き上げてしまった人(だと思う)

私が分かるのはそこまで・・・
他は何一つしてわからない。
この大量の資料の中に見落としてる研究者の論文がある気がしてならなかったが・・・


風邪薬特有の倦怠感が
限界に近かったため

栗鼠栗「とりあえず、これだけ借りてよろしいでしょうか？」
N先生「B先生のばっかりだね～。」
栗鼠栗「この人しか知らないもので・・・」
N先生「うん。いいよいいよ。」

か～～～なり、ミーハーな選択だったな～・・・
・・・と、ちょっと恥ずかしい気がしたが、


N先生「僕はもう昼から会議だから、今日はもう本当に申し訳ない。」
栗鼠栗「いえいえ勉強になりました。」
N先生「またいつでもいらしてください。」

そういって、H大付近の某駅でN先生とお別れした。

・・・

さて、午後から自由になったわけだから
頭は重いが
せっかくだから、ちょっと観光でも・・・

・・・


・・・



どぴゅう～