2008年06月14日
雨の匂い+冷たい風+不機嫌な雲
毎度、おなじみ栗鼠栗です。
今週末も海へ行ったわけです。
観光地として有名な場所で潜ったのですが・・・
いやはや、あのポイントはまだまだ奥が深い・・・
海を満喫してきました(^^)
サボテングサ属の一種 Halimeda sp.
今週末も海へ行ったわけです。
観光地として有名な場所で潜ったのですが・・・
いやはや、あのポイントはまだまだ奥が深い・・・
海を満喫してきました(^^)
サボテングサ属の一種 Halimeda sp.
サボテングサ Halimeda opuntia?
だと、思うんです・・・
実際、わからないんです。
もしかしたら、こちらがウチワサボテングサ Halimeda discoidea かもしれない・・・
しかし、前回のウチワサボテングサはいったい何なのか?
ウチワサボテングサ?ヒロハサボテングサ?
・・・
嫌な予感がしています。
前回のサボテングサがヒロハサボテングサ Halimeda macrolobaである可能性があります・・・
要するに、誤同定・・・
誤同定の可能性がでてきました・・・
問題はウチワサボテングサがどんなものか・・・
比較できるうえ、見本となるような個体(?)を見つけることができれば考えていきたいです。
アミコケムシ科の一種 Reteporidae sp.
サッ〇ロポテト・・・
いや、メロンとか覆うスチロールでできたアレ?
連想ゲームはこれくらいにして・・・
上の写真のサッポ〇ポテトもれっきとした動物です。
何かサンゴに近い形状をしていますが・・・
サンゴとは違う仲間です!!(←こういう表現は正確には間違っているわけですが・・・)
コケムシは苔虫動物門 Bryozoa という独自のグループに属する生物で・・・
大きさ1mm前後の個虫が集まって群体を作る生物。
群体性という面ではサンゴとかに共通ですが・・・
所謂”サンゴ”が属する刺胞動物門 Cnidariaと決定的な違いがあります。
それが肛門の有無。
刺胞動物→肛門無し
苔虫動物→肛門有り
この肛門の有無が系統的位置に大きく左右するのか・・・
苔虫動物は刺胞動物よりイカや貝が属する軟体動物に近いんとかそんな感じ・・・
まぁ、うだうだ書いてますが・・・
結構キレイな生き物です。
ただ、シュノーケリングではシンドイ水深にいるのが難点・・・
アカツメサンゴヤドカリ Calcinus minutus
岩の隙間に隠れていたところを引っ張り出す・・・
要するに、ヤラセ写真(笑)
いや、私のヤドカリの写真は全てヤラセなので、今更なのですけどね・・・
このヤドカリも波あたりのイイところで見られる気がする。
昼間はサンゴや岩の隙間にいる気がします。
恥ずかしがりやなのですかね~
ミドリアメフラシ Aplysia oculifera
どこのどこらへんが緑なのかわからないが・・・
波打ち際にイッパイ・・・そうイーッパイいました。
しかも、普段見るサイズと比べて一回りほど大きくてびっくり!!
ミドリアメフラシ達はたくさん集まっていたせいか・・・
何個体かが数珠繋ぎになって合体していました。
波打ち際には
大量のフジツボがはりつき、
大量の紅藻が繁茂する・・・
(ユカリ Plocamium telfairiae とか ホソバナミノハナ Portieria hornemanniiとか・・・正直判別つきませんでした・・・m(_ _)m)
ところどころではミヤコウミウシ Dendrodoris denisoniが這い回る・・・
他にも色々・・・
まさに、生命のお祭り騒ぎ?!
繁茂している紅藻をよく見ると・・・
ところどころ齧られた跡が・・・
一緒にバディを組んだ後輩曰く、
ミドリアメフラシはこの紅藻を食べているんではないか?!
その後輩はミドリアメフラシを水槽で飼っているらしく・・・
飼っているアメフラシが紅藻の一種、カギケノリ Asparagopsis taxiformisをよく食べているという。
実際に、このアメフラシは紅藻だけでなく、アオノリとか緑藻も食べるという・・・
結局、何でも食べるんかい!!
ニセツノヒラムシ科の一種 Pseudocerotidae sp.
ラストに・・・
ベラに「ぺっ!!」と不味そうに吐出された哀れな奴。
赤と白の極彩色が印象的な生命体。
Pseudobiceros属に近い形状をしている気がするんだが・・・
まぁ、ヒラムシ道もまた相当険しい道らしいので、恐らく外れでしょう。
参考文献:日本の海藻、日本海岸動物図鑑Ⅰ、海の甲殻類、沖縄のウミウシ
今回も無駄にダラダラと書いてますが・・・
写真だけでも見ていただき・・・
宜しければご教授、感想を言っていただければ幸いです。
ではでは・・・どぴゅう~
だと、思うんです・・・
実際、わからないんです。
もしかしたら、こちらがウチワサボテングサ Halimeda discoidea かもしれない・・・
しかし、前回のウチワサボテングサはいったい何なのか?
ウチワサボテングサ?ヒロハサボテングサ?
・・・
嫌な予感がしています。
前回のサボテングサがヒロハサボテングサ Halimeda macrolobaである可能性があります・・・
要するに、誤同定・・・
誤同定の可能性がでてきました・・・
問題はウチワサボテングサがどんなものか・・・
比較できるうえ、見本となるような個体(?)を見つけることができれば考えていきたいです。
アミコケムシ科の一種 Reteporidae sp.
サッ〇ロポテト・・・
いや、メロンとか覆うスチロールでできたアレ?
連想ゲームはこれくらいにして・・・
上の写真のサッポ〇ポテトもれっきとした動物です。
何かサンゴに近い形状をしていますが・・・
サンゴとは違う仲間です!!(←こういう表現は正確には間違っているわけですが・・・)
コケムシは苔虫動物門 Bryozoa という独自のグループに属する生物で・・・
大きさ1mm前後の個虫が集まって群体を作る生物。
群体性という面ではサンゴとかに共通ですが・・・
所謂”サンゴ”が属する刺胞動物門 Cnidariaと決定的な違いがあります。
それが肛門の有無。
刺胞動物→肛門無し
苔虫動物→肛門有り
この肛門の有無が系統的位置に大きく左右するのか・・・
苔虫動物は刺胞動物よりイカや貝が属する軟体動物に近いんとかそんな感じ・・・
まぁ、うだうだ書いてますが・・・
結構キレイな生き物です。
ただ、シュノーケリングではシンドイ水深にいるのが難点・・・
アカツメサンゴヤドカリ Calcinus minutus
岩の隙間に隠れていたところを引っ張り出す・・・
要するに、ヤラセ写真(笑)
いや、私のヤドカリの写真は全てヤラセなので、今更なのですけどね・・・
このヤドカリも波あたりのイイところで見られる気がする。
昼間はサンゴや岩の隙間にいる気がします。
恥ずかしがりやなのですかね~
ミドリアメフラシ Aplysia oculifera
どこのどこらへんが緑なのかわからないが・・・
波打ち際にイッパイ・・・そうイーッパイいました。
しかも、普段見るサイズと比べて一回りほど大きくてびっくり!!
ミドリアメフラシ達はたくさん集まっていたせいか・・・
何個体かが数珠繋ぎになって合体していました。
波打ち際には
大量のフジツボがはりつき、
大量の紅藻が繁茂する・・・
(ユカリ Plocamium telfairiae とか ホソバナミノハナ Portieria hornemanniiとか・・・正直判別つきませんでした・・・m(_ _)m)
ところどころではミヤコウミウシ Dendrodoris denisoniが這い回る・・・
他にも色々・・・
まさに、生命のお祭り騒ぎ?!
繁茂している紅藻をよく見ると・・・
ところどころ齧られた跡が・・・
一緒にバディを組んだ後輩曰く、
ミドリアメフラシはこの紅藻を食べているんではないか?!
その後輩はミドリアメフラシを水槽で飼っているらしく・・・
飼っているアメフラシが紅藻の一種、カギケノリ Asparagopsis taxiformisをよく食べているという。
実際に、このアメフラシは紅藻だけでなく、アオノリとか緑藻も食べるという・・・
結局、何でも食べるんかい!!
ニセツノヒラムシ科の一種 Pseudocerotidae sp.
ラストに・・・
ベラに「ぺっ!!」と不味そうに吐出された哀れな奴。
赤と白の極彩色が印象的な生命体。
Pseudobiceros属に近い形状をしている気がするんだが・・・
まぁ、ヒラムシ道もまた相当険しい道らしいので、恐らく外れでしょう。
参考文献:日本の海藻、日本海岸動物図鑑Ⅰ、海の甲殻類、沖縄のウミウシ
今回も無駄にダラダラと書いてますが・・・
写真だけでも見ていただき・・・
宜しければご教授、感想を言っていただければ幸いです。
ではでは・・・どぴゅう~
Posted by 植物班 at 15:00│Comments(3)
│某月某日、海で・・・
この記事へのコメント
海にも魅惑的な生き物がたくさんいますね~。
栗鼠栗さんの記事を見ていると海に行きたくなります。
しかし、先ずは目の前に迫っている論文紹介を終わらせねばッ!!
栗鼠栗さんの記事を見ていると海に行きたくなります。
しかし、先ずは目の前に迫っている論文紹介を終わらせねばッ!!
Posted by Han-Zo at 2008年06月16日 22:55
論文紹介がんばってください!!
機会があれば、私にもその論文見せてください!!
機会があれば、私にもその論文見せてください!!
Posted by 4cd at 2008年06月17日 22:54
うおっふ!!
了解。
今ならオラのとんちんかんな解説もオプションで付けとくぜっ!!
モチタダ
了解。
今ならオラのとんちんかんな解説もオプションで付けとくぜっ!!
モチタダ
Posted by Han-Zo at 2008年06月18日 02:40