植物班のこぼれ話

さて、出だしも好調?!なのか？

写真のイモガイヨコバサミというヤドカリ・・・
沖縄のサンゴ礁の潮間帯域で
かなり『普通』に見られるヤドカリ

でも、底質が砂や泥の環境にはいないみたい・・・なんでだろう？

・・・
場所を選べば何処にでもいるヤドカリに時間をとっていると・・・
同行してくれている後輩に申し訳ないので

一気に歩ける限り沖(リーフエッジ)まで目指す!!


?!?!

沖の方に何か発見!!

?!
何だあの・・・
赤い奴は?!



大きさは・・・こんな感じ

でか過ぎる・・・
・・・っといってもこのサイズは結構よく見ますが・・・
水中写真ではありません。

被写体の彼(雄でした)は、リーフエッジを
トコトコトコトコ・・・
重力に負けず歩いていました。

でも
よく見かける生き物でも・・・
大きいってだけでテンション上がるね!!

夜も遅いというのに大はしゃぎ・・・
近所迷惑も甚だしい・・・

しかし、興奮醒めぬまま・・・



オニヒトデがサンゴ(ミドリイシ類)食ってる～!!

この皇帝オニヒトデ様・・・
結構可愛いサイズ(輻長：20cm内外)でして
手のひら2つぶんってところでしょうか・・・

いや・・・もっと可愛い（小さい）サイズも普通に見ますよ。
今回はただ・・・
お食事中の写真が撮影できたことが嬉しいのであります。
食べた跡が白くなっているのがわかります？

・・・
・・・っていうかオニヒトデ多すぎ!!
足元にゴロゴロ転がっててアブナイアブナイ・・・

いや、ご存知の方も多いかと思いますが
オニヒトデ様の棘には
猛毒が仕込まれております!!

・・・
しかも人を死に至らしめるほどというから
やべぇやべぇマジやべぇ

というわけで

足元を気をつけながら・・・
散策

途中に良さ気な潮溜まりを見つけ
おもむろに手をつっこみ
石をひっくり返すと・・・



うわ～!!
テンション上がるけど・・・
めっちゃこえぇ!!

この綺麗なオオマルモンダコさんは・・・
一咬みでHomo sapiensの生命活動を停止させる
恐ろしい毒の持ち主!!

でも・・・咬まれなければ
その見てくれの良さで
あっという間に海のアイドル化!!

軽やかなステップ

何かこんな写真を30枚ほど撮りまくり!!
けど・・・
ピント合わない上に、後輩の方がイイ写真撮れてるし・・・
がっくり

まぁ、会えただけいいか。

よっしゃ!!
もういっちょ石ひっくり返すべ!!

？
何だ是？



・・・
・・・・・・
3、2、1、





天知る地知る人が知る・・・
咲いた背鰭はブーツを貫き
仕込まれし毒はハブより強いタンパク毒
一度体内に入れば３日３晩苦しみもだえるであろう・・・
語呂悪っ!!

・・・っていうかこれの毒も
我々にとっては
生死に関わるほど猛毒

何かデンジャラス!!

すぐ傍にいた生物もおっかなびっくり撮影しておりました・・・



オハグロクモヒトデって
夜はこんなに色が薄いんだ～
びっくりするくらい
目立たないんですけど・・・

まぁ、本日はこれくらいにして帰ろうかな・・・



ピント合わなさすぎですが・・・
このポイントで見たのは初めて・・・

最近、各所で目撃例が報告されている気がします。

参考文献：台湾奇居蟹類誌、ヒトデガイドブック、イカタコガイドブック、日本の海水魚、その他諸々のホームページ


っつーか本日の危険生物度高ッ!!

しかも、どれも
でいんじゃらすぅ!!
まだ死にたくねぇよぅ!!
どぴゅう～