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2008年05月04日

星になれたらええなぁ~

ついに、ゴールデンウィーク到来です。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

今年のゴールデンウィークは大潮まっさかり!!
家族で潮干狩りに行ってみてはいかがでしょう?

そんなわけで・・・私、栗鼠栗は干潟へとはせ参じました。
まぁ、貝は獲れなかったのですが・・・

星になれたらええなぁ~

さて、これは何でしょう?
答えは題名に隠されています。


2ヶ月程前に紹介した変な生き物のことを覚えていますか?
ゴムのような質感とロマンチックな名前とのギャップのイカした生命体・・・
ホシムシです!!

今回は干潟の転石をぶっ壊したら・・・(注:真似するべからず!!)
長径15cmほどの石から
5匹ほどホシムシ君が飛び出してきた!!
上の写真はそんな石から出てきた哀れな個体。

ホシムシの中には、このように石や岩に潜って生活する穿孔性のものが存在します。
生活場の岩が壊されることなければ、平和に暮らし続けることが可能だったのだが・・・
・・・・・・
・・・
何だか申し訳ない気分に・・・

申し訳ない気分を持ちつつ・・・お持ち帰り・・・

星になれたらええなぁ~
改めて撮影してみたが・・・どこがなんだろう?

それはともかく・・・
これも以前と同様・・・サメハダホシムシ科の一種 Phascolosomatidae sp.だと思う。
根拠みたいなのが・・・二つほどあります。

一つ目
サメハダホシムシの仲間は口の周りを触手が取り囲んでいないんだそうです。
この個体の口を見ていると・・・
触手が完全に口の周りを取り囲んでいない・・・気がする。

二つ目
ネッタイサメハダホシムシ Phascolosoma nigrescens に似ている気がする。
写真で見たのですが・・・
質感とかが別の科であるスジホシムシ Sipunculus nudus (スジホシムシ科)とは違う気がするんです。

いや、ホントに酷い根拠ですね。
根拠が『気がする』って・・・根拠では無いですね。
すんません・・・

参考文献:日本海岸動物図鑑Ⅰ、サンゴ礁の生きもの

しかし・・・
ホシムシの動きは癒されます。
いきなりカミングアウトですが・・・
写真撮影していて何だか心が和みます。
長い間風邪引いてましたしねぇ・・・
心が荒んでいたのかも・・・
サンプリング場所も誰だか知らんが田植えのようにマングローブ植えてるし・・・
ジャマだし・・・
・・・
まぁ、そんなときにホシムシが私を癒してくれました。
巣をぶち壊すという酷い仕打ちをしてしまいましたが・・・
そのうえ、標本にしてしまいましたが・・・

ちょっと暗い気分になってしまいましたが・・・
天気がイイと気分も晴れる!!
明日も楽しみ・・・それでは、どぴゅう~



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Seastarfucker
Seastarfucker(2012-04-17 19:35)


この記事へのコメント
栗鼠栗しえん!
Posted by shas at 2008年05月06日 11:42
 
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