湖は熱帯魚でいっぱい

植物班

2008年01月31日 19:02

こんにちわ。栗鼠栗です。
本日の沖縄の天気は・・・雨ですねぇ。しかも、冷たい雨ですねぇ。

実は昨日、某クラブの活動で某ダム湖に行ってきました。
目的は・・・

沖縄の某ダム湖に棲息するという幸せをよぶ幻の蒼い魚を追え!!

というわけで・・・
何か有刺鉄線とか越えたり苦労して目的の場所に着きました。
来て早々、早速同行していた某クラブ員がダム湖に向かって投網を投げた!!


ずりずり・・・わくわく・・・


?!?!?!?!?!?!?!?!?!



た、大漁です!!
えらく透明度の低いダム湖なので全くわかりませんでしたが、
この湖には一体どんだけの密度の魚がいるのでしょうか?!

獲れた魚の半分以上がティラピアという沖縄の外来魚の代表格ともいうべき魚。
沖縄には
モザンビークティラピア(カワスズメ)Oreochromis mossambicus
ナイルティラピア(イズミダイ)Oreochromis niloticus
の見分けがつかない上、交雑まで起こしていてもうわけわからんことになっている2種がいます。
大漁に獲れたなかから2種を見分けるなんて・・・

そして、さらにいっぱい獲れたのが

プレコと通称呼ばれている魚。
標準和名はマダラロリカリア。学名Liposarcus disjunctivus
南米原産の魚で、これでもナマズの仲間。


まぁ、こうして投網を投げ続けたわけです。
もぅ、投げれば大量のティラピアとプレコがかかりまくります。
うんざりするくらい・・・

ちなみに私は一度しか投げてません。
下手なので・・・その日は撮影役に徹しました。役立たずで御免ね~。

話が前後しますが、ポイントを変えていくうちに、
別種のティラピアTilapia zilliiとか
コンビクトシクリッドとかいう横縞模様が綺麗な中米原産の魚とか・・・
何か尾びれと臀びれが赤い何となくスタイリッシュなが獲れたり・・・
とにかく楽しいです。

そして、どれくらい時間が経ったでしょうか・・・
突然M君が
「ここ何かいそう。」
と、私からしたら何でもないところに投網を投げました。

すると・・・

M君の第六感の凄さに驚くことに・・・



網の中に燦然と輝く!!
これが追い求めていた蒼い魚。
・・・え~と種類?アフリカのマラウィ湖とかいう湖にいる魚らしいですけど・・・
種類が知りたい人はL大某生き物系クラブの『魚に詳しい人』に訪ねてください。
私はな~んも分かりません。

結局、こういう興奮があると採集時間は延長されます(笑)。

某クラブ員の『魚に詳しい人』M君がダム湖のドブのようなところを見つけました。
見た感じ相当深そうで、汚らしいところに投網を投げました。

すると・・・



奇跡か?!それともM君の恐ろしいほどの第六感のせいか?!
絶望的な透明度のなかに、透明な魚が住んでいるとはこれいかに?!

このレントゲン写真のような透け透けの魚は・・・
インディアングラスフィッシュPseudambassis rangaという外来魚。
このダム湖にいるという情報をM君たちは知っていたようですが・・・
捕れたら捕れたで嬉しいです。

帰り際に気づいたのですが、ドブの傍にはティラピアが大量死してました・・・
水が少なくなりほぼ干上がったようなところに・・・
割とエグイので、写真はアップしませんが・・・何とも言えん光景でした。

気づけば夕方六時前。
雨も降り出し、当初腹立つほど捕れていたティラピアがだんだん捕れなくなったので・・・
本日は、打ち切り!!

結局、その日私は魚を持って遊んだり、写真撮るだけのヘタレでした。
でも、楽しかった。

冷たい~♪雨のあとで~♪

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