港地巡礼!
ご無沙汰していました栗鼠栗です。
もうだいぶ前に沖縄に戻ってきたのですが、
またしても旅先で燃え尽きてしまって、回復に時間がかかってます。リハビリ中です。
昨日、今日とサンプリングで漁港巡りをしていました。
今回の狙いは、
漁港で無造作に垂れ下がっているロープ
引っ張ってみたら・・・
出るわ出るわ
泥まみれの生物がたくさん!
出会った生き物
形容しがたい単体性ホヤ Phallusia nigra
黒くて、テカって、かたくて、スベスベしたゴム人形みたいな感じ
体表に藻の類が生えないから、ツルツル黒光りしてとにかく目立つ。
日焼けするみたいで、日当たりの悪いところにいるやつは白っぽくなるそうです。
うむ!
単体性ホヤ
海から引き上げると
ぴゅ~~~って潮吹いてもらわないと認識できない。
存在の証明ってやつです・・・違うか?
ゼリーみたいな群体性ホヤ
こちらはゼリー
強度なんてあったもんじゃないブヨブヨ
眼点みたいなのがたくさんあって少し不気味
シート状の群体性ホヤ
そもそも生き物として認識しない(ヒドイ)。
素手で触るとツルツルスベスベしていて驚いた。
無生物だが、ロープが病気になってるようにも見える。
六本足のクモヒトデ Ophiocomella sp. cf. sexradia
ホヤとか個人的にコア過ぎる。存在がグラインドコア!
クモヒトデがいかにライトでポップかと再認識させられた。
同定はかなり適当・・・同じ6本でも
チビクモヒトデ Ophiactis savignyi ではないってオレ信じてる!
スジエビモドキ?
イイね!
動くものは、やっぱりテンション上がります。
ナハマトイシモチ?Fowleria sp. cf. punctulata
うわお!もう最高!魚とか、もうアゲアゲ系(古い?)な感じですね!
同定はうんこくさい氏にお願いしました。センキュー
と、まぁ、一番よく見られるカキなど二枚貝類、海綿類を完全スルーしていますが・・・
漁港の生き物って思いのほか分からないんだな~と気づかされました・・・
人に最も関わり深い海の1つが・・・やはり港、漁港だと思うので
誰か教えてくれたらええな~とか、思っていたりするわけです(他力本願)。
では、今回はこのへんで・・・どぴゅう~
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