てぃーだブログ › 植物班のこぼれ話 › 日々の草花~Daily Plants~ › 「たねのだいぼうけん」

2008年03月02日

「たねのだいぼうけん」

「たねのだいぼうけん」


何の花のつぼみか判りますか?

年中咲いていて、赤、しろ、紫とさまざまな彩りで私たちを
楽しませてくれているあの花です。

「たねのだいぼうけん」


果実はこんな感じです。
触ったら パチンッ とはじけて中の種を飛ばします。

わかりましたか?

ツリフネソウ科
アフリカホウセンカ Impatiens sultani
(イムパチエンス スルターニ)
です。

和名のアフリカホウセンカはホウセンカの仲間で原産地がアフリカだから
付けられたそうです。アフリカホウセンカと言うよりはインパチェンスと
言っている方が多いようですね。

ホウセンカの仲間ですよ、と言った時に非常に驚かれたことがあります。
和名よりも属名の方が有名になっていることをとても不思議に感じました。
きっと、園芸店などでインパチェンスの名で売られているのでしょうね。

それはそうと、この花の果実ですが先にもふれたように触ると爆(は)ぜます。
それが楽しくて見つけると、ついつい種子散布に協力してしまいます。
同じようにカタバミも ついつい やってしまうんですよね~。
カタバミの方はこのブログでまた今度、時期になったら紹介しますね。

それでは今日はこのぐらいで失礼します。今度いかにもな果実があったらみなさまも
種子散布に協力して、僅かながら童心に返ってみてはどうでしょうか?
結構楽しいですよ?

ではでは~、

「たねのだいぼうけん」

裂開後の果実(茶色のものは種子)




同じカテゴリー(日々の草花~Daily Plants~)の記事
梅雨ですなー その2
梅雨ですなー その2(2016-04-14 08:00)


この記事へのコメント
はじけた後の果実がみずみずしくて美味しそう・・・

真正面からの花の写真。
素敵です!!

私、薔薇かと思いました。

確かに『インパチェンス』という名前で園芸店で売られていることをよく見る・・・
というより、園芸を趣味でやってるおばちゃんとかが、よく言っている気がします。

園芸店の観葉植物とか、よく属名で呼ばれている気がします。
サンセベリアとかドラセナとかパキラとか・・・

何でですかね?カッコいいからかな?
Posted by 4cd at 2008年03月03日 01:47
属名で呼ぶ理由か……。
似たようなものを種とか気にせず呼べるのでは?
まぁ、ポトスなんかは属が変わっちゃって『ゴールデン』ってつけないと面倒くさゲフンゲフン。

裂開後についてる茶色いのって何?
Posted by 蜜柑☆ at 2008年03月03日 08:28
 Shasです。
 画面いっぱいに種とれるもんだね……。
 ベゴニアとか、インパチェンスとか、
 園芸で使われる花はいまいち混乱するなぁ。
 まとめとかなきゃ。園芸の花も、グッドだね!
 きぼんぬーッ!
Posted by 植物班植物班 at 2008年03月03日 12:11
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 3人
プロフィール
植物班
植物班
現在、5人でまた~り更新しています。過度な期待はしないで下さい。誤同定などありましたら指摘して頂けるとありがたいです。連絡先はこちら⇒ mail: syokuvutufun ☆ gmail.com ☆のところをアットマークにかえてください。