2012年02月09日
ご無沙汰しておりました。

エボシガイ Lepas anatifera

ウミケムシ科の1種 Hipponoa gaudichaudi
エボシガイの中から小さいウミケムシがでてきた!
日本海岸動物図鑑Ⅰによれば、エボシガイの中から見つかるウミケムシがいるという記述があり、もしかしたらと思って調べてみると・・・
鰓が枝状になっているエボシガイの中から見つかるHipponoa gaudichaudiという種だそうです。(他の多くのウミケムシは鰓が房状だそうです。)
あくまで、図鑑の検索表に従って同定してみたのですが、いかがでしょうか・・・

鰓のアップ画像
このウミケムシ、血液が体内に流れていく様子が生々しく。
そういえば環形動物って閉鎖血管系だったな~と改めて再認識させてくれました。
このウミケムシの血管が流れる様子の動画があります。
Hipponoa gaudichaudiで検索してみるとすぐに出てくると思います。


サメハダホシムシ属の1種 Phascolosoma (Phascolosoma) albolineatum
またホシムシです。ネット上のホシムシの素材増やしに貢献できればと思ってアップしました。
吻がのびきっている画像って少ないのでは・・・と思ってイメージ検索したら、そうでもなかった。
死サンゴの中に穿孔しているサメハダホシムシのうち、ピンク色がかったものはP. (P.) albolineatumでいいんではないか?と思いますが・・・何か微妙に違う種とかも交ざっていそうで不安です。
写真の個体よりイボの荒いのとかもいて、そっちはもう少し内湾的なところで見られる気がします。
ホシムシ画像として貢献できるか期待したのですが
写真のテカりを何とかならんものか・・・と言われたらそれまでです。精進します。
また、他の生き物の撮影にチャレンジしようと思います。
それがいつになるか・・・わかりませんが、このへんで
Posted by 植物班 at 18:18│Comments(1)
│某月某日、海で・・・
この記事へのコメント
はくしゅ!
Posted by shas at 2012年02月17日 08:10