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2008年12月06日

環境の生き物

 最近、『人は環境の生き物である』という言葉がよく納得できる。

 多くの素晴らしい先輩方からのアドバイスのおかげで、成長することができた。

 この恩を、僕で止めてはいけない。

 そう思って、友達にすすめられた『高校生の相談相手』なるボランティアに参加している。

 うーん……。

 学校、というものは物凄く特殊な環境だなーと改めて感じた。

 これから、大変な時代がくる、もっと自分の能力を高める方へと視野をフォーカスしないといけない、

 そう思う。そしてそれは決して、数学や英語が良く出来る、ということよりも、

 自分で『計画(企画)』し、『実行』し、『反省』し、再び『計画』『実行』『反省』を繰り返す。

 そうやって、成長し、成功する喜びを持つことが、とても大事な気がする。

 その中で、自分の好きなことを見つけ出していくものなんじゃないかなぁと。


 僕だって、受験勉強で得た教訓はたくさんあるよ。

 『ああ、俺ってバカなんだ!!』て気づかされて、受け入れる大事さを教えてくれたのは数学だった。

 英単語1500覚えて、人間、やればできるもんだなぁと教えてくれた。


 あの経験は無駄ではなかった、と思うけど、

 僕は、みんなに自分の好きなことで仕事をしてほしい。

 誇れることで仕事をしてほしい。

 僕は臆病者だから、隣で人に笑っていてほしいから。

 やってて、笑えない仕事はしてほしくない。

 だから、高校生に『好きなこと』って何だろう? そして、

 『好きなこと』を見つけるためには、『0.2秒の返事』で色んな経験をつまないといけない、

 よく自分と向き合わないといけない、とか、

 そして見つけ出したら、ついに、『好きなこと』をどうやってみんなと分かち合っていくか、

 そういうことをお話したいなぁ、なんて夢を見てる。今も。



 だけど、高校生に、こういうことを話をしても、ぜんぜん現実味がない。

 就職がずっと向こうの、未来のお話だから?

 どうせ『好きなこと』なんて話しても、結局、高校は『勉強する』か『しない』か。

 学生としてテストの点がいいか、どうか。

 そして、その勉強の目標である『大学・専門学校受験』をしないなら、勉強をする必要がなくて、

 就職(僕はこの裏に負け組みという感情を感じる。これは僕の偏見かな?)ダメな現実が押し寄せてくる。

 どうせダメな現実が自動的に与えられるのなら、今は将来を無視して遊んだほうがいい。

 そうなると、将来について考えるよりも、

 恋愛(しかも表面上の、誰がどう動いた、あいつは絶対あたしのこと見てる、とか)

 または

 ゲーム、マンガ(与えられる妄想であって、創作はない、応用はない、)

 のほぼ二通りだ。


 どっちも楽しいよ。どっちもイージーに脳みその気持ちいい成分だせるよね。


 でもさ、なんか、悲しいなぁと思った。

 高校の中で暮らしてると、『自分の好きなこと』について考えをめぐらせるって、

 本当に無駄な気がするなぁ……。そういえば、僕が高校生のときもそうだったなぁ。

 今考えると、『受験勉強』っていうのは手段だと思うんだけど、高校ではそれが目的だったんだよね。

 その先の、好きな仕事をしたいから、とか、こういう夢があるから、は後回しで……。

 



 ああ、またなんか難しいお話になってる。

 振り返って、文章を読んでみると、

 Shas、テメェ何様だ? ってこと書いてるな。

 でも、学校で植えつけられてきた感情を解除することが、

 大学での仕事だった気がするんだ。

 劣等感とか、人と接するときの恐怖とか、言い訳をたくさんする心とか、

 分からない。これは学校で植えつけられたって、僕が被害妄想に陥ってるだけで、

 違う育ち方をしても、持っていた感情なのかもしれない。

 でもやっぱ、テストの点を見て比べられ、宿題ができないと叱られ、

 先生という存在が異様な権力をもち、反論は許されない。

 何か特殊なことをしようとすると変な目で見られた、あの環境は、

 あんまりいい環境じゃなかったなぁ、と勝手に思う。



 環境って大事だな。

 普通って、大事だな。

 今は字を読むのが普通だから、きっとみんな、字が読めるんだろうな。

 だから、好きなことをして仕事をするのが普通な世の中にできるように、挑戦してみようと思う。

 むずかしいなー。

 ふー……

 だらだら書きましたが、考える材料になれば幸いです。


 まー、うじうじ考えても仕方ない!

 自分の人生で実験してみるのがDULU(先)だよね!!

 でないと誰にも物は言えない。

 好きなことで仕事をする、

 そのためにむちゃくちゃ考え、行動するのだ!!

 やるしかない!!



タグ :Shas

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☆おい、働けクズ(2010-10-08 18:46)


この記事へのコメント
貴殿の記事…
いつも参考にさせていただいています。

ん〜、高校の頃は私はかなりアホでしたね。
英語と国語できないことを個性とか言ってたし…
(先生には「危機感もってるか?」とマジで言われるほど)
2次試験に英語がない国立大学があることを知ったのも
高校さ…
恥っ!!

何か、記事と関係ない感じに…
受験の思い出がぽろぽろと…
でも、ここに来て後悔はしてないということで!!
何じゃそりゃ。
Posted by 4cd at 2008年12月07日 12:26
shasです。
コメありがとう!

 ほんと、この大学きて後悔してないぜ。

 いい仲間にも会えたし、素晴らしい経験もつめた。

 大学はどこへ行ったかじゃない、

 何をやったか、だと心底思うね。
Posted by 植物班植物班 at 2008年12月07日 13:20
先日、「かんなぎ」という漫画を読ませて頂いたのですが、なかなか面白いことが書いてあったので簡単にですが紹介したいと思います。

人の就職(将来)が決まる要因には3つのスイッチがあるそうです。
(そのスイッチのことを確か「天職スイッチ」と言ってました。)

その3つとは、「好き」「環境」「才能」です。どれか一つでもスイッチが入ってしまうと、人は就職(将来)が決まってしまう、というような話だったと思います。間違っていたらすみません。
例として、王子として産まれたら王様になる(これは環境の例)、勉強の才能があれば有名な大学に行って官僚になる(才能の例)、といった例があったと思います。

どれが幸せかということは本人しだいですが、どのスイッチが入ってどのような道に進もうとも根底には人への感謝の気持ちが必要なのではないかと最近思うようになりました。

参考書:かんなぎ(6巻) 武梨えり 
(http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8B%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%8E-6-REX-COMICS/dp/4758061173/ref=sr_1_4?ie=UTF8&s=books&qid=1228626570&sr=8-4)
Posted by Han-Zo at 2008年12月07日 14:11
Shasです。
それ面白い。
 それを切り口にして、高校生と話してみるよ。
<Han-zo
Posted by 植物班植物班 at 2008年12月08日 05:30
 
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