2009年12月13日
ChMyzhmA 2009 ~自分がマイノリティだと気付いた今更~
どうも栗鼠栗です。
本日は1年ぶりに美ら海水族館へ行ってきました。
もちろん!!目的がありました!!
例の久米島調査で採集されたとても珍しい甲殻類の展示が
今日まで!!
・・・ということで
何としても観に行かねば!!
んで、大学時代同期の友人とその彼女と一緒に行くことに・・・
って俺、邪魔っすよね?
クメジマドウクツガザミ Atoportunus dolichopus
本日は1年ぶりに美ら海水族館へ行ってきました。
もちろん!!目的がありました!!
例の久米島調査で採集されたとても珍しい甲殻類の展示が
今日まで!!
・・・ということで
何としても観に行かねば!!
んで、大学時代同期の友人とその彼女と一緒に行くことに・・・
って俺、邪魔っすよね?
クメジマドウクツガザミ Atoportunus dolichopus
『感想』
すげ~~~~!!思ってたより小さ~~い!!
テンション上がるわーーーー↑↑↑↑
すげ~~~~!!思ってたより小さ~~い!!
テンション上がるわーーーー↑↑↑↑
写真がかなり微妙なので申し訳ないですが
本日付けで展示が終了する
久米島の洞窟でしか見つかっていない
貴重なカニさんです!!
まぁ、貴重さはともかくとしまして
こんな写真では変なカニであることは伝わりにくいかと思いますが・・・
このカニを上から眺めると・・・
それはもう・・・スンゴイ体勢なんですよ!!
カニのハサミを人間の腕に例えると
『腕を240°ぐらいは拡げている体勢』
とでも言いましょうか・・・
ハサミ(鉗脚)の形も面白い。
ハサミはピンセットみたいに細く、弱々しい感じだが、
ハサミから生えた棘は外側に向いている。
獲物を捕まえ、逃がさないために棘は内側に向くべきでは?
・・・と思うのだが、外側に向いているんだから一体何が何やら・・・
外側に向くとしたら獲物を突き刺すためでは?
突き刺すための武器なら外側に向いている方が都合良いのだが・・・果たして?!
・・・
そんな妄想を同期の友人と水槽の前で語り合ってしまった。
『生物の形には何かしら意味がある。』
それを前提に話を膨らませていたんだが・・・
いやはや興味が尽きない。
ちなみにクメジマドウクツガザミという名前だけあって、
タイワンガザミ
←ワタリガニ科に属します。
他にも
貝殻ではなく、刺胞動物(イソギンチャク)そのものを宿に使う
オキヤドカリ科の一種や、
久米島から日本初記録のタラバエビ科の一種(ボタンエビの仲間)など
深い海、洞窟の艶やかな甲殻類たち From 久米島!!
それらはまだ展示されているので
まだの方は是非!!(宣伝)
参考文献:Takeda M., 2003. Atoportunus dolichopus, a new cavernicolous crab of the Family Portunidae (Crustacea: Decapoda) from the Ryukyu Islands. Bull. Natn. Sci. Mus., Tokyo, Ser. A, 29(3), pp. 141-146.
しかし、世界的にも珍しいカニさんだそうですが・・・
来館者でこのカニさんの水槽にへばりついているのは
私たちだけでした・・・
てっきり、パンダ騒動のように水槽の前に人だかりができていると思ったのですが・・・
あ・・・そんなことないっすか・・・
私と友人がマイノリティだと気付いたさ!!
とりあえず
明日から研究だ!!まとめ作業だ!!
どぴゅう~
Posted by 植物班 at 23:17│Comments(2)
│一応自然科学??
この記事へのコメント
「ヤドカリが展示されていた」だとっ?
間違っている、圧倒的に間違っている!
展示されていたのはキンカライソギンチャクであって、
ヤドカリは植物園の植物を植えた鉢植えに等しいのである。
あのガザミの棘を見て、同じような会話交わしました。
ホントに、何考えてるんでしょうね〜?
間違っている、圧倒的に間違っている!
展示されていたのはキンカライソギンチャクであって、
ヤドカリは植物園の植物を植えた鉢植えに等しいのである。
あのガザミの棘を見て、同じような会話交わしました。
ホントに、何考えてるんでしょうね〜?
Posted by らびりんす at 2009年12月15日 01:10
いいですね~~
俺が沖縄から離れとるうちにクメジマドウクツガザミが展示されているとは・・
うらやましい~~
俺が沖縄から離れとるうちにクメジマドウクツガザミが展示されているとは・・
うらやましい~~
Posted by 雲黒斎 at 2009年12月21日 20:17