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2012年03月06日

書く癖をつけてみよう 3

どうも。栗鼠栗です。
暖かくなってきましたね。昨日は晴れてポカポカしてたかと思えば、今日はもう暑いぐらいでしたね。
どれくらい暑いかと言うと
昼間に車の中に入ったらメガネが急に曇ったり
地べたに落ちてたビニール袋が結露してビショビショになってたり
押入れの奥に放置していた鞄が、じんわりと湿っていたり

まぁこちらの管理不足なのではあるんですけど、カメラのレンズが曇るとやるせないですよね。
現実逃避に外出したら、カメラが使えない。
ふんだりけったり

書く癖をつけてみよう 3
クレナイヒメホンヤドカリ Pagurixus ruber


暑いということで、赤い暖色系の生き物を載せてみました。
意図していた方向と違う、何だか妙な写真に・・・
斜めってますよね
写真撮ってるとき疲れてると気づかんかったりするわけですよ。
こうしてまたしてもこの写真はボツ

もう写真が失敗なんだから!と開き直ってちょっとエフェクトかけてみたり
もっと斜めにすれば様になったかな・・・
あと、裸のヤドカリはどうにも切ないですね。

裸といえば
こういう脚が長くて動きの速いヤドカリ(ヒメホンヤドカリ属とか)は、すぐに貝殻を脱いでしまいます。
脱ぐはおかしいでしょうか?適当な表現が思いつかないですが
ヤドカリを見つけて貝殻をつまみあげると、するっと貝殻か飛び出し、あっという間に石の隙間に逃げ込んでしまいます。
トカゲの尻尾みたいな役割でしょうか。
こうやってすぐに宿貝を捨てられると私にとっては効果テキメンです。
ヒメホンヤドカリの仲間はいるところにはたくさんいるので、網袋とかに貝殻ごとごそっと詰めこんで採集すると
こちらが見ていないところで貝殻を脱ぎ捨て、網袋の隙間から逃げ出し
海からあがったころには、ほぼ全て貝殻だけという状態になっていたこともしばしば
逃げたところを見つけても、身軽になるので、動きも素早くって取り逃がすことも多々
ジュンドロ(こう呼ぶの関西圏だけ?)で捕まったとき服を脱ぎ捨てて逃げる子供を思い出しました。
開き直って上半身裸で走るとひんしゅく買うんですよね。

これはあくまで私から見た感想
宿貝を捨てて逃げるってのはどうなんでしょう。捕食者側にとってはむしろ好都合としか思えません。
運よく逃げ切れたとしても、次に貝殻が見つけられなければ裸で逃げ惑う日々を過ごさなければなりません。
捕食者が貝殻を食べるなんてことないから、捨てられた自分の宿貝がきっと見つかる!そう信じてる!とでも思っている(計算している)のでしょうか。

防御と引き換えに手に入れる僅かな生存確率
失うものとそれによるリスクは多いと感じます
しかし、私には到底思いつかない勝算がこのヤドカリにはあるのかもしれません


ではでは、今日はこのへんで



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Posted by 植物班 at 23:05│Comments(1)ダレトク
この記事へのコメント
はくしゅ! おもしろかったー、不思議だけど勝算あるんだはずね。
ジュンドロってドロケーのことかね。服を脱ぎ捨ててまで逃げる猛者は、うちの地区にはおらんかったでよ。。。
Posted by shas at 2012年03月10日 00:39
 
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