植物班のこぼれ話

おおよそカニらしくない、丸っこい形
これが「変」というか、カニなのにカニっぽくイメージだから逆に親しみやすい感じがします。
何と言いますか、カニはあの形が苦手という人からも受け入れられやすいと思うのですが、いかがでしょうか？

そんな丸っこい体から、藁みたいに細くてちょろちょろした脚でちょこまか海底を走ります。
これは主観も大きいですけど、アンバラス感が「可愛い」と思います。

巻貝を自慢のハサミで器用に食べている様子は、当の巻貝はたまったものではないですが、「お～すごい」と感嘆してしまいます。
「面白い」ですよね。わざわざ巻貝の殻用のハサミがあることとか
カラッパはハサミの構造上右巻きしか巻貝を開ける（？）ことができません。
海の貝はそのほとんどは右巻きであり、同種でもごくまれに突然変異みたいな感じで左巻きが生まれるそうです。
マイノリティである左巻きがカラッパからの脅威を逃れることができるそうです。

これは妄想しすぎなところはありますが、そういう変だけど、親しみやすくて、面白いカニさん「カラッパ」
このカニにはもっとポテンシャルがある！人気者だけど、まだまだこんなものではない！
カラッパのカッコよさを表現できるような写真を撮ってみようと、試みた結果が上の写真です。

イメージ的には、洞窟とかにいる岩系のモンスター
ポケモンだとイシツブテとか・・・というより、BW2もでているというのにそれしか出てこないのはもう年ですね。
岩に化けてるかどうかわかりませんが、カラッパは「待ち伏せ型」の捕食者ではないような気がします。
海で見ていると結構走り回って砂をほじっている様子をよく見ます。
餌は巻貝と貝殻に入ったヤドカリですが・・・そればかり専食しているわけではなくて死んでたり弱った生き物とか食べてたりします。
何なら魚肉ソーセージ食べるまである。
得物はもってても、使わなくていいときがあるなら使わずに美味しいもの食べれたらラッキーですよね。



こんな全開で迎え入れるわけではないですが、斧みたいなハサミで抱え込んでお食事しているのを見ます。
ちなみに、雄が雌を抱え込むときも同じです。
このハサミで抱え込む力が結構強いです。もちろん挟まれると痛いです。

というわけで、カラッパでした。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
ではでは