2008年02月24日
壺蟲と露出狂が魅せる小宇宙
こんばんわ。
今日なーんか突発的に研究室に行ってみたくなる近頃情緒不安定な栗鼠栗です。
そんな私の研究室の様子を紹介しましょうか・・・
さ~て、今日は研究室の先生にありがたい生物のお話でも聞いてブログにアップしようかな~・・・
お~っと、示し合わせたかのように研究室は無人!!
では、予定を変更して栗鼠栗の研究室探検と行きますか~。
今日なーんか突発的に研究室に行ってみたくなる近頃情緒不安定な栗鼠栗です。
そんな私の研究室の様子を紹介しましょうか・・・
さ~て、今日は研究室の先生にありがたい生物のお話でも聞いてブログにアップしようかな~・・・
お~っと、示し合わせたかのように研究室は無人!!
では、予定を変更して栗鼠栗の研究室探検と行きますか~。
研究室の入り口で待っていたのは・・・
世にも奇妙なサンプル瓶だった・・・

わかるだろうか・・・
サンプル瓶で蠢く蟲ども・・・
むぅ、私の写真では凄まじさが伝わりにくいですかね・・・
その正体は、蟲というより貝。
これ全てチドリミドリガイ Plakobranchus ocellatus というウミウシの仲間である(たぶんね)。
うぅ・・・おぞましい・・・
このおぞましい生物。面白い生態を持っているんです。
彼らの食べ物は、”緑藻”(現時点では・・・おそらく”ある特定の種”を食べているとされている。)
そうして栄養を摂取することで生命を維持する。
それは所謂”普通”である。
しかし、彼らはそれで終わらない。
彼らの餌生物である緑藻。
それらには葉緑体を持ち、光合成を行って生きている。
チドリミドリガイは食べた緑藻の葉緑体を・・・
取り込んで利用する!!
所謂、盗葉緑というやつです!!
何とこの能力のおかげか
チドリミドリちゃんは何も食べずに7ヶ月生きた記録があるそうです。
まぁ、その7ヶ月が寿命によるものか飢餓によるものか定かではないようですが・・・
さて、ボロが出ないうちにチドリミドリの説明はこれぐらいにして・・・
おっと、不思議生命体がこんなところにも・・・

これ、わかる人は一発でわかると思いますが・・・二枚貝です。
馬鹿にすんじゃねぇって声が聞こえそうですが、わからんやつは門も界もわからんのですよ!!
話は飛びましたが・・・
何やら奇妙奇天烈な姿形をした二枚貝です。
その原因は、本来二枚貝なら殻にしまっている外套膜という軟体部を露出させているのである。
いわゆる、露出狂変態二枚貝なんです。
やっぱ、そういうことする二枚貝はどうやら少数派のようで・・・
おそらくScintilla属の二枚貝だと思われます。
分布域からすると・・・
イオウノシタタリガイ Scintilla timorensis か チチイロマメアゲマキ Scintilla semiclausa
のどちらかなのかもしれないが・・・
実は私、この露出狂どもに因縁があるんです。
「いつか同定してやる!!」と意気込んでいるんですが・・・
”中”はこんな溢れ出ちゃう程、もぅすんごいくせに、
”外”、所謂貝殻が超没個性!!壊れやすい!!センシティブ!!
だから貝殻で同定しようとすると・・・じぇんじぇんわがんねぇ!!
イライラする~
うおっ!!こんな露出狂にかまってる暇ねぇわぃ!!
帰って俺自身に餌を与えなければ・・・
どうでもいいが、だらだら書くと気づけば日付変わってるし!!
ひとまず、これにて・・・どぴゅう~
世にも奇妙なサンプル瓶だった・・・

わかるだろうか・・・
サンプル瓶で蠢く蟲ども・・・
むぅ、私の写真では凄まじさが伝わりにくいですかね・・・
その正体は、蟲というより貝。
これ全てチドリミドリガイ Plakobranchus ocellatus というウミウシの仲間である(たぶんね)。
うぅ・・・おぞましい・・・
このおぞましい生物。面白い生態を持っているんです。
彼らの食べ物は、”緑藻”(現時点では・・・おそらく”ある特定の種”を食べているとされている。)
そうして栄養を摂取することで生命を維持する。
それは所謂”普通”である。
しかし、彼らはそれで終わらない。
彼らの餌生物である緑藻。
それらには葉緑体を持ち、光合成を行って生きている。
チドリミドリガイは食べた緑藻の葉緑体を・・・
取り込んで利用する!!
所謂、盗葉緑というやつです!!
何とこの能力のおかげか
チドリミドリちゃんは何も食べずに7ヶ月生きた記録があるそうです。
まぁ、その7ヶ月が寿命によるものか飢餓によるものか定かではないようですが・・・
さて、ボロが出ないうちにチドリミドリの説明はこれぐらいにして・・・
おっと、不思議生命体がこんなところにも・・・

これ、わかる人は一発でわかると思いますが・・・二枚貝です。
馬鹿にすんじゃねぇって声が聞こえそうですが、わからんやつは門も界もわからんのですよ!!
話は飛びましたが・・・
何やら奇妙奇天烈な姿形をした二枚貝です。
その原因は、本来二枚貝なら殻にしまっている外套膜という軟体部を露出させているのである。
いわゆる、露出狂変態二枚貝なんです。
やっぱ、そういうことする二枚貝はどうやら少数派のようで・・・
おそらくScintilla属の二枚貝だと思われます。
分布域からすると・・・
イオウノシタタリガイ Scintilla timorensis か チチイロマメアゲマキ Scintilla semiclausa
のどちらかなのかもしれないが・・・
実は私、この露出狂どもに因縁があるんです。
「いつか同定してやる!!」と意気込んでいるんですが・・・
”中”はこんな溢れ出ちゃう程、もぅすんごいくせに、
”外”、所謂貝殻が超没個性!!壊れやすい!!センシティブ!!
だから貝殻で同定しようとすると・・・じぇんじぇんわがんねぇ!!
イライラする~
うおっ!!こんな露出狂にかまってる暇ねぇわぃ!!
帰って俺自身に餌を与えなければ・・・
どうでもいいが、だらだら書くと気づけば日付変わってるし!!
ひとまず、これにて・・・どぴゅう~
Posted by 植物班 at 01:03│Comments(3)
│一応自然科学??
この記事へのコメント
おもしろすぐる!! 栗鼠栗はもっと評価されるべき。
ニコニコ中毒者SHASの発言でしたー。
ニコニコ中毒者SHASの発言でしたー。
Posted by 植物班
at 2008年02月25日 18:55

この世に変態じゃないものなんて存在しない!!
何故なら変態という概念は主観により規定されるからだっ!!
だから俺は脱ぐ、外に出る、すぐに捕まるぅっ!!
……過度な露出は犯罪です。
法を犯すのはやめましょう。
………せんぱぁ~い
もう二枚貝の定義からわかりません。
御指導御鞭撻の程、よろしくお願いします。
何故なら変態という概念は主観により規定されるからだっ!!
だから俺は脱ぐ、外に出る、すぐに捕まるぅっ!!
……過度な露出は犯罪です。
法を犯すのはやめましょう。
………せんぱぁ~い
もう二枚貝の定義からわかりません。
御指導御鞭撻の程、よろしくお願いします。
Posted by 蜜柑☆ at 2008年02月26日 01:14
う~んと・・・Wikipediaで見るのがいいと思います。
実は栗鼠栗も私もよく分からないんです。
二枚貝・・・所謂おの足綱と呼ばれるグループには、入水孔と出水孔というのがありまして・・・
二枚貝は、入水孔から水を吸い込んで鰓を通して水中に含まれるプランクトンだとかを濾しとり、出水孔から水だけを出す。
説明不足かつ誤りがありますが、そういう生活をしています。
まぁ、大概の二枚貝が文字通り「二枚の貝殻」で形成されています。
あまり、難しく考えない方向で・・・
実は栗鼠栗も私もよく分からないんです。
二枚貝・・・所謂おの足綱と呼ばれるグループには、入水孔と出水孔というのがありまして・・・
二枚貝は、入水孔から水を吸い込んで鰓を通して水中に含まれるプランクトンだとかを濾しとり、出水孔から水だけを出す。
説明不足かつ誤りがありますが、そういう生活をしています。
まぁ、大概の二枚貝が文字通り「二枚の貝殻」で形成されています。
あまり、難しく考えない方向で・・・
Posted by 4cd at 2008年02月27日 02:01