2008年10月31日
八重山サンプリングぶらり旅 ~石垣迷走編~
~前回のあらすじ~
川→雨→撤退→増水→台風→怖っ→撤退→石垣
川→雨→撤退→増水→台風→怖っ→撤退→石垣

あらっ!!
おはこんばちわ!
ミーちゃんハーちゃんな蜜柑☆でございます。
五弾目っ!!
長々続いてきた八重山サンプリングしりーずも
ついに最終章となりました。
気がつけば早いもので
帰ってきてから二ヶ月がたとうとしています。
ごめんなさい!!
今回の話は締め括りにふさわしく一等阿呆らしい内容となっております。
話した相手には本気(ガチ)リアクションで馬鹿にされました。
……ぼそっと「馬鹿だ」って鼻で笑われたことは生涯忘れえぬことだt
開けっ放しで放置しておくと腐臭が発ちそうなので
閉じるだけ閉じておきましょう。
本質的解決は全くしないわけですが。
さて!
西表島から逃げ帰った我々一向でしたが
そこに待ち受けた窮地とは
と推理した人、ダウトォっ!
前回のフリ的にはそんな感じになりそうなんですけどねぇ。
迷走編とか銘うっちゃったれし。
っ、フェイクだよ。(某バスケ漫画風に)
っていうかニセオープニングについては誰も触れてくれませんねぇ。
タグとか頑張ったんですけどねぇ、色とかちょっと違うけど。
悔しかったので今回はテンション高めでお送りしたいと思います。
んで、
結局初日に泊まってた宿に余裕で入れました。
シーズンもちょっとずれてるしね。
ではでは、何が迷走したかといえば……
通算六日目、その日の夕方に帰ると言うその日。
石垣で泊まった晩が明けた日でございます。
……わかりにく。
とにかく最終日。
当初の予定では未だ西表島にいる予定であったゆえに
ぽつんと時間が空いてしまう。
皆それぞれに金も無く
諸事情によりレンタカーはごめんだぜ!と言うこともあり
自由行動ということになりました。
…今、客観的に振り返るならば
自由と言うものに責任が伴うということを理解していなかったのだと。
言い換えれば、馬鹿を野に放つと苦労する、と言うこと。
与えられた選択肢の中で自分が選んだものは、チャリコ、でした。
や、宿の向こう隣にあったんすよ、レンタサイクル。
慢性自転車頼怒中毒 、通称 チャリンキー としては
五日間もチャンリンコに 触れない 乗れない いじくれない ではもう限界です。
ゲフンゲフンっ!
植物班のこぼれ話は 健全で 激しく くーるだうん な情報ブログにございます。
下ネタが許されるのは栗鼠栗だけですので遠慮しておきましょう。
脱線が長いっ!
とにかく自転車に乗る。
あとのことは、乗ってから考える。
サドルにまたがると、あいつは小粋なアクセントで呟いた。
「一周、しちゃおうze☆」
……いやいやいや、現在飛行場に荷物を預けて10時。
飛行機が18時30、遅刻が無いよう16時半にレンタサイクル集合。
飯を買うなどの諸動作を含めれば実質6時間を切っております。
石垣島一周というのは現実的に難しいと。
借り物のマウンテンやし。
だから、俺は、あいつにこう答えた。
「最北端で、我慢だZE★」
………ここで引いた人、石垣島の地理をよく把握していらっしゃると。
石垣の島の形というものは下のように正方形に頭二つと
北東に伸びる長い尻尾を立てています。

で、この尻尾、以外に長いんすよね、や、以外でもないんですが。
何を血迷ったのか
この尻尾が大したことないと。
あたしゃ勘違いをしておりました。
パンと飲み物を仕入れて、マクヴァで仕入れてひたすら北上します。
小雨が降ってきたZE
突風が吹いてきたzE
台風の影響なんだZe
上り下りが激しいだze
着いちゃったぜ!


唐突に行き止まりが現れてイマイチ感動が薄い。
よし、もうチョイ行こう。

浜に着いちゃったぜ!
周囲を見回せば左手に灯台が見え
後で地図で確認したところ
どうやら本当に最北端のようです。
来ちゃったんだぜ!
人気の無いビーチ。
台風が近づいていて平日の昼なれば当然か。
でもここは海がめの産卵場所であり、綺麗な浜辺でした。

休憩がてらに、海がめのお母さんの気持ちになり
うずくまり寝そべってもふもふとパンをほお張っていると
ふとした疑問が頭をよぎる。
「……あれ? めっちゃ時間かかってねぇ?」
はい!
これが現代文明におぼれたものの末路でぇございます。
実はこのサンプリング以前に携帯が破損しており
「身に着けるのは服でもウザイ」
と常日頃から心に秘めている蜜柑☆は(脱がないよ!)
時計のかけらすら持っていない。
途中の店で確認しようにも店がねぇ。
途中の公園で覗こうにも時計がねぇ。
どうしよう……まぁいっか。
気にせずゆったり戻っていきます。
石垣牛だ!

石垣鶏だ!

石垣烏だ!

何でも石垣をつければとりあえず良いかなぁ。
何で全部お尻を向けてるんだろう?
もうサンプリング中よりも写真載せちゃったよ(泣
異変に気付き始めたのは尻尾の付け根に着いた頃でございます。
「…日の傾き、早くねぇ?」
しゃばいでございます。
前述のとおり金はない。
前述のとおり携帯は持っていない。
よって飛行機の便を変えることも
仲間に遅れると連絡することもできない。
ピンチかっ!
現時点から同じ道を戻っても約束の時間には間に合わないだろう。
こうなったら、於茂登トンネルを抜けるっ!
はい、愚断でございます。
確かに地図上ではわずかにショートカットになるわけですが
中心部の山間を抜けるなれば上るは必至。
無論、上りにおける速度の低下は、下りの本気加速をもってしても
平坦な道を走るよりも時間をかけてしまうのは必然でございます。
だがあえて上る! 馬鹿だから!
(全く持ってその通り)
しゃかしゃか。
うわ、さっそく上りだよ。
しゃかしゃか。
ぐ、腰にきた。
しゃかしゃか。
トンネル暗っ!
しゃかしゃか。
水……無くなっちゃったよ
……あ、暗くなってきた。
力が……入らなくなってきた。
…もう………やば………。
着きました!
ギリギリでございます。
死ぬかと思いましたね。
そんな長くねぇだろうと思って飯も水もあんまり持っていかなかったし。
とにかく、無事飛行機に間に合い、帰ってくることができました。
…では、一体何が迷走だったのだろうか。
道は単純だったんですよ。
市街地との位置関係は覚えてましたし。
大きな道しか通ってないし。
もう、何て言うんでしょうか……。
強いて言うなら……人生と言う名の道…でございましょうか。
自分、レンタサイクルに着いたの5時45分だったんすよ。
待ち合わせ、……4時半だったんすよ。
関係者各位の皆様ごめんなさい。
待たせてごめんなさい。
無事帰れたから勘弁してください!(反省してない)
やー、でも色々と限界でしたね。
帰ったらバタンキューでしたよお前何世代だ!
後で計測してみたら90km弱ありましたね。
ベックリですよ。
HAHAHAHA~☆(米笑)
以上で我々の、決死のサンプリング劇は幕を閉じます。
振り返れば山有谷有。
生きると言うことはかくも華々しく散るものだなぁ。
最後に、この言葉でお別れとしましょう。
蜜柑☆と一緒に行動する人、
気をつけろ!
Posted by 植物班 at 00:40│Comments(3)
│L大的馬鹿話
この記事へのコメント
しえーん
Posted by shas at 2008年10月31日 13:27
あれ?結局反省しないのですか?
つーか、地味にというか…
本気でマジで激ヤバな遅刻ですね。
時間もわからず…
飛行機乗り遅れでもしたら…
結構恐怖ですね。
背筋が凍ります…
それにしても
蜜柑☆さんの体力は凄いですね。
いや、ホントに分けてもらいたいです。
そして、マジヤバイ感もヒシヒシと伝わりました。
おもしろかったですけど
同行している立場だとしても
ゾっとします〜
つーか、地味にというか…
本気でマジで激ヤバな遅刻ですね。
時間もわからず…
飛行機乗り遅れでもしたら…
結構恐怖ですね。
背筋が凍ります…
それにしても
蜜柑☆さんの体力は凄いですね。
いや、ホントに分けてもらいたいです。
そして、マジヤバイ感もヒシヒシと伝わりました。
おもしろかったですけど
同行している立場だとしても
ゾっとします〜
Posted by 4cd at 2008年10月31日 18:38
あーコレ俺は人の事言えんとね。
サークルの座間味合宿での最終日、
らんでヴー(謎)より戻ってくるのが遅れて集合時間に遅刻し、
部員各位より大目玉を食らいました。
反省はしております…。
だがそのとき、帰り道を必死に徒歩で急ぐ私の傍を、
妙な雄叫びを上げながら車で擦過して行った御仁のことは忘れません。
えぇ、貴方ですRGさん(爆)。
サークルの座間味合宿での最終日、
らんでヴー(謎)より戻ってくるのが遅れて集合時間に遅刻し、
部員各位より大目玉を食らいました。
反省はしております…。
だがそのとき、帰り道を必死に徒歩で急ぐ私の傍を、
妙な雄叫びを上げながら車で擦過して行った御仁のことは忘れません。
えぇ、貴方ですRGさん(爆)。
Posted by らびりんす at 2008年11月01日 01:48