2010年02月17日
価値の無いお金
少し前の話になりますが、今月の2日付(2010.2.2)のイギリスの新聞 The Daily Telegraph のネット版の記事に面白い話が載っていたので紹介します。
(http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/india/7137567/India-issues-zero-rupee-banknotes.html)
なんと、インドで0ルピー!?の紙幣が発行されたという記事です。
もちろん、正規の紙幣ではなく慈善事業団体が作ったものだそうです。
そして、気になる使い道は・・・「賄賂対策」だそうです。
記事を読んではじめて知ったんですが、インドでは毎年約3billionポンドの賄賂が支払われているそうな。
3 billion = アメリカ : 30億ポンド:約4290億円
= イギリス:3兆ポンド:約429兆円!? (←いやコレはありえないでしょう・・・)
というわけで、計算ミスしていなければ年間およそ4290億円のお金が賄賂のために動いているそうな。
ん~、目ん玉が飛び出るとはまさにこのことですかねぇ。
そういえば、賄賂で暮らしていけるという話を前に●●が話していたような・・・ゲフン ゲフン
そうです!! この紙幣の使い道としては賄賂を強要されたときに渡すというものだそうです。
実際の効果は如何ほどのものか?
実際に0ルピーを使用して効果は確かめられているというけれど・・・
更に悪い方向に行かないことを祈るのみです。
しかし、考えとしては非常に面白いと思い今回投稿させていただきました。
果たして紙幣に印刷されているガンディーの目には何が映るのでしょうか?
『私は失望したとき、歴史全体を通していつも真理と愛が勝利をしたことを思い出す。暴君や殺戮者はそのときには無敵に見えるが、最終的には滅びてしまう。どんなときも、私はそれを思うのだ。』
(非暴力・不服従を唱えた マハトマ・ガンディー)
お金は所詮“権利”をあらわしている紙切れ。
価値は変わります。
そんなものより本当に価値があるものは何なんでしょうか?
0ルピー紙幣が無価値かどうか今一度考えてみるのも一興やもしれません。
以上、Han-Zoでした。
ではでは~、
(Rin' 『時空』を聞きながら。 カッコイイ(// //) )
Posted by 植物班 at 21:15│Comments(2)
│ダレトク
この記事へのコメント
賄賂を強要したときに出す・・・
もし自分が受け取る側だったとしたら、
紙幣のガンジーに見つめられると、申し訳ない気分になり、改心できそうな気がします。
小心者の私には効果ありそうです(笑)
0を創るという試みはスゴイですね。
もし自分が受け取る側だったとしたら、
紙幣のガンジーに見つめられると、申し訳ない気分になり、改心できそうな気がします。
小心者の私には効果ありそうです(笑)
0を創るという試みはスゴイですね。
Posted by 4cd at 2010年02月18日 00:40
これ一僕も1枚欲しい…
Posted by らびりんす at 2010年02月18日 17:16